敢えて、直球ど真ん中に言い切ってしまえば、家づくりにおいての検討事柄とは、
1:どのような家が
2:いくらでできるのか
突き詰めると、このふたつしかありません。
ですが、独立後、これまでできなかった「逆からのアプローチ」での経験を積み重ねることで、細部の違いを金額に反映して読み込めるノウハウの(ようなもの)の道筋が見えて、おかげ様で身についているようです。
そこで今回はそのノウハウの背景、「どんな家が」と「いくら」のふたつが決まってゆく仕組みを知ってもらい、そこから遡ったプランニングを可能にするためには何が必要なのかをご紹介します。
以下の6つの項目に分けて話を進めてゆきます。
1:2014年における坪単価の効能と限界
2:家ができてゆく、そのシステム(「材料と人」編 )
3: 〃 (「お金と人」編 )
4:建設業界の商習慣の歴史と現状
5:家づくりのあたらしい動き
6:コストから逆算したプランニング
それでは、次回より本格スタートです。