棟上の次の朝

東福原の家、上棟式 翌朝の様子です。昨日の、雨のち曇りの空から一転、気持ちのよい晴天になりました。

まず最初に、基礎の中に溜まった前日の雨水をかき出して土間コンクリートを乾かし、いつでも床下地を貼れるようにしておきます。H棟梁を筆頭に、3人体制で作業にあたりました。

雨降りを想定して、基礎立ち上がり側面に水抜き用の孔を設けてあるのですが、土間表面に浮かぶ程度の水はどうしても残ってしまいます。原始的といわれるかもしれませんが、ちりとり、雑巾とバケツと人の手との組み合わせが、最もシンプルで効果的な、仕上げの排水方法であるようです。

雑巾を土間面にひたして水気を吸い取り、それをバケツに絞って(あるいは、ちりとりで掬ってバケツに集めて)を繰り返すのですが、作業中なぜかというかやはりというべきか、それぞれの若き日の、部活動でのグラウンド整備の思い出などが話題に出たりもします(^^)

そんなこんなで土間の水気も取れた頃、板金業者さんが納まりの最終確認にあらわれ、

電気設備業者さんも見えて、配線ルートの現地打ち合わせと立会いののち、床下の先行配線がはじまりました。大工さんたちはサッシ納品に備えて、開口下地の作成にあたられています。

建築工事が本格稼動しました。

カテゴリーlime