マンションリノベーション

これまで、大規模改修からインテリアコーディネートに至るまで、改修工事にはいろいろと関わらせてもらいましたが、RC造集合住宅の改修案件は、大阪での修行時代以来のご縁です。構造体に関与しなくてもよい分、設計の自由度は高いのですが、搬入経路を充分考慮した部材選定がその前提となります。

建材商社の営業さんとの雑談のなか、いわゆる「マンションリノベーション」の現場への納入件数は、鳥取県西部(と島根県東部)でもここのところ増えてきているとのことで、一戸建て住宅の改修と併せて、おそらくこの傾向は続いてゆくようです。

この計画では、プライバシーを保ちながらも閉塞感を生まない室内とするために、視線の高さを3(4)種類に分けて、それらの相互関係から各室に「必要な区切り方」を導き出しています。模型を用いたクライアント様との検討の結果、水まわりの独立性をもう少し強めるように再修正を加えて、現在実施設計中です。

米子市内の計画です。

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