不審者の服装

セコム(株)さんのメルマガによると、

最近の「泥棒」は、黒装束に頬かむり、唐草模様の風呂敷を背負って、といったような恰好ではなく、むしろ周囲に溶け込むような目立たない、普通の服装なのだそうです。

とはいえそういえば、かなり前のことですが、市営コートから車を出そうとするときに、駐車場の端から突然徒歩で現れた男は、ジーンズとシャツ姿のまさに普通の恰好だったのですが、横切るあいだじゅう携帯電話で声高に「話しているふり」をしながら、怪しいオーラ全開のままに川沿いの遊歩道に消えていったその後、車上荒らしの容疑で逮捕されていました。

しかし、どうしてその男を怪しいと思い、また、声高に話している「ふり」をしていたのだと分かったのか、あらためて振り返ってみても我が事ながら不思議なのですが、不思議ながらも考えた、今のところの結論は、おそらく人間がもともと備えている洞察力というのは、自分では気付かないくらいに繊細で奥深いものなのでしょうねえ。

カテゴリーlime