真砂土舗装(大篠津の家)

境界確定協議(前田調査士様、お世話になりました)を経て「大篠津の家」の外構工事は最終工程である真砂土舗装工事に入りました。いよいよ大詰めです。

「真砂土舗装工事」とは、※酸化マグネシウム混入の真砂土(まさつち=風化した花崗岩)を敷き均して締め固め、庭などの表土として仕上げる工事です。アスファルトや土間コンクリートに比べて吸水性が高く、主原料が土なので夏の照り返しなども少なく、また、適度な硬さにより雑草を防ぎます。

先日現場を訪れると、ちょうど砕石を転圧して作った路盤(ろばん=仕上げ地表面の下地)整備まで完了して、これから舗装材の調合がおこなわれるところでした。

※宇部マテリアルズ(株)「舗装名人」を使用しています。

真砂土と酸化マグネシウムをミキサーにかけ、万遍なく混ざったところで、

一輪車で路盤 (ろばん) に移し、

鏝と定規で均し、鉄製の用具で叩いて締め固めて全体を押し均してから、

最後に機械(プレート)で圧し均します。ここまでが工程のひととおりです。

これを所定の面積分繰り返すのですが、現在は工事自体は既に完了して、仕上げ表面にシートを架け、しばらく「寝かせる」養生(ようじょう)期間に入っています。養生を外し、完成した様子はおそらく、次回のブログでご紹介できそうです。 

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