GoTo 粟島 (あわしま) 神社

「粟島神社」は、鳥取県米子市彦名町にある神社で、少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。そして、先日着工した 「彦名の家」 の、氏神様でもあります。

「彦名の家」では、現地での地鎮祭はおこなわず、クライアント様が粟島神社さんに出向かれたのですが、それに倣って私も、着工前のご挨拶に伺いました。

神社は、境港と米子を繋ぐ幹線道路のすぐ近くにあり、江戸時代の干拓工事によって陸続きになるまでは中海に浮かぶ「島」であった、というのは知っていたのですが、これまでずっと前を通り過ぎるばかりで、実際にお参りするのは今回が初めてでした。

社殿は、写真正面に見える鳥居を潜り、そこから高低差38メートル、階段187段を登りきった先にあります。

が、これがまあ、なかなかの高さと段数で、

1回目の休憩、そして、

2回目の休憩をはさんで、

やっとのことで「頂上」までたどり着き、着工前のご挨拶と工事の安全を祈念してきました。

この階段187段、運動不足の中年男にはかなりの苦行でしたが、若者には格好のトレーニングコースでもあるようです。

後日クライアント様に、息も絶え絶えになんとか叶えた参拝についてご報告した際、同じく彦名町にある、米子高専の運動部の皆さんには「ご用達」であることを、バドミントン部OBであるご主人に、当時を振り返りながら教えていただきました。

クライアント様経由でお預かりした二品、鎮め物は掘削の際に建物中央に、お札は敷地全体を見渡せる位置にそれぞれ納められて、現場を見守っています。