内部造作工事(「彦名の家」)

「彦名の家」は、木工事も終盤戦に差し掛かり、現在、内壁の石膏ボード張りなどをおこなっています。

写真上部に見える、格子状の壁下地から先(奥行=半間、約80㎝)は、小屋裏空間です。

ここはリビングに設置するエアコンの、電源と冷媒管の配管スペースで、当初は設置・配管とメンテナンス用に、壁付け点検口を設ける計画でした。が、上棟後に確認してみたところ、点検口(約45㎝角)ではヒト・モノの出入りがし辛く、おそらく後々のメンテナンスにも悪影響を及ぼしそうです。

それならばと、点検口をキャンセルして、小屋裏への出入りは、壁面左手に開口(壁長さの約1/4のところ、格子状ではない部分が「それ」です)を設け、片引き戸を介して出入りできるように設計変更しました。片引き戸はその他の建具の意匠に併せて、しな合板素地のフラッシュ戸とする予定です。