年末のご挨拶

今年も残すところあと僅かになりました。

一年が過ぎるのが早く、特に12月に入ってからは本当にあっという間ですね。

全世界的に予想のつかない、なかなか簡単ではない状況が続いていますが、おかげさまで今年も健康で、現場での事故も無く、一年を無事に過ごすことができました。

ここのところ、ブログ更新の間隔が安定せず、申し訳ありませんでした。家づくりに関して、皆様にお知らせしたい話題の「在庫」は、この一年で一年分、積み増ししています。以降追々に記してゆきますので、来年もまた、変わらずお立ち寄りいただければ幸いです。

尚、弊社の年末年始の休業期間は下記のとおりです。

(休業期間)
12月29日(火)から1月5日(火)まで
※新年は1月6日(水)より、業務開始します。

時節柄、くれぐれも体調など崩されないよう、どうぞご自愛ください。
来年も変わらぬご高配を賜れますようお願い申し上げ、年末のご挨拶とさせていただきます。

それでは皆様よいお年を^^/

渡辺浩二

瓦葺き(彦名の家)

「彦名の家」は、10月末(大安そしてハロウィン^^)に上棟を迎えましたが今回は、瓦工事の模様をご紹介します。

住宅の屋根仕上材には、瓦のほかに金属板、スレート(=石質の薄板)などがありますが、瓦、の一括りのなかにも、形状によりJ型(和瓦)、F型(平板瓦)、S型(スペイン瓦)などに分かれ、色も様々です。今回、「彦名の家」に葺く瓦は、漆喰仕上である外壁とのバランスを考え、形状はJ型(和瓦)、色は「いぶし色(錆びたグレー)」を選択しました。

上の写真は、瓦葺き前の下地の様子です。防水シートの上に並べられている桟木は、瓦の「割り付け」の基準線と固定用下地を兼ね、通気(と万一の排水)のため、下端に切欠きが設けてあります。切妻屋根の「尾根」部分(棟、と言います)に見える2ヶ所の黒い樹脂製の箱は、屋根裏を換気するための部材です。

瓦は、軒先(水下側)側から棟(水上側)に向かって一枚ずつ、取付をおこないます。

釘止めは一本ずつ、手作業でおこなわれるのですが、この手作業をひたすら繰り返し繰り返し繰り返して、

屋根面の瓦の設置が終わり、この後、棟部分の瓦を取り付けて、

瓦工事の完了です。

職人さんの話によると、今回のような和瓦(先述のJ型)を施工することは少なくなったそうで、平板瓦(同F型)が最近の主流かなあ、とのことでした。

とはいえ、上の写真のように、伝統的な和瓦が醸し出す、このテイストはやはり「いいもの」で、瓦工事完了後に眺めると、屋根面に和瓦特有の曲面と、いぶし瓦のつや消しグレー色が加わった効果なのか、建物全体がキュっと引き締まったようでした。

最終的には、この屋根面のグレーに、外壁仕上である漆喰の「白」、軒裏や柱、ウッドデッキなど外部木部の「こげ茶」が組み合わされ、その周囲に植栽の緑が配される本計画は、私自身仕上りがとても楽しみであり、引き続き着実な作業を関係者一同、チーム全員で続けてゆきます。

受賞の報告です。

このたび、「第37回 住まいのリフォームコンクール」 の住宅リフォーム部門において、昨年竣工した 「広い縁側の家」 が、優秀賞に選ばれました。

今年の春、建築確認の申請に建築住宅センターさんに立ち寄ったとき、たまたま棚にコンクール応募のパンフレットを見つけ、そのパンフレットに誘われるがままに応募していたのですが、先日、まさに「忘れたころの吉報」が届いて、かなり驚いています。

ですが同時にこの受賞は、クライアント様、現場の皆さん、本計画に関わってくださった関係者全員が、それぞれの持場で知恵を絞り、汗をかきながら、「面白がって」 計画を進め積み上げていった結果に対しての評価、賞でもあるわけで、そのことは素直に嬉しく、皆で胸を張りたい気持ちでもあります。

なので、

おめでとうございます。そして、ありがとうございました。

GoTo 粟島 (あわしま) 神社

「粟島神社」は、鳥取県米子市彦名町にある神社で、少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。そして、先日着工した 「彦名の家」 の、氏神様でもあります。

「彦名の家」では、現地での地鎮祭はおこなわず、クライアント様が粟島神社さんに出向かれたのですが、それに倣って私も、着工前のご挨拶に伺いました。

神社は、境港と米子を繋ぐ幹線道路のすぐ近くにあり、江戸時代の干拓工事によって陸続きになるまでは中海に浮かぶ「島」であった、というのは知っていたのですが、これまでずっと前を通り過ぎるばかりで、実際にお参りするのは今回が初めてでした。

社殿は、写真正面に見える鳥居を潜り、そこから高低差38メートル、階段187段を登りきった先にあります。

が、これがまあ、なかなかの高さと段数で、

1回目の休憩、そして、

2回目の休憩をはさんで、

やっとのことで「頂上」までたどり着き、着工前のご挨拶と工事の安全を祈念してきました。

この階段187段、運動不足の中年男にはかなりの苦行でしたが、若者には格好のトレーニングコースでもあるようです。

後日クライアント様に、息も絶え絶えになんとか叶えた参拝についてご報告した際、同じく彦名町にある、米子高専の運動部の皆さんには「ご用達」であることを、バドミントン部OBであるご主人に、当時を振り返りながら教えていただきました。

クライアント様経由でお預かりした二品、鎮め物は掘削の際に建物中央に、お札は敷地全体を見渡せる位置にそれぞれ納められて、現場を見守っています。

竣工 (東津田の家)

東津田の家 は、先日竣工しました。

今回は、既存建物の解体後に寸法と仕様を確定しなければならない工程を含んだ工事進行となり、現地・原寸に基づいた設計の難しさと面白さについて、あらためて学ぶことの多かった数カ月でした。また、資材搬入・搬出のルート、駐車スペース確保などについて、近隣の皆様には多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

そして、(今回も^^)工事期間中の現場の皆さんの、「ものづくりに対するスピリットとスキル」に、大いに助けられ、支えられました(ありがとうございました)。そのスピリットとスキルを存分に発揮してもらえるような次の計画とともに、来るべき再会を楽しみにしています。

さらに、建築基準法の申請と運用について、ご指示ご助言をくださった島根県建築住宅センターのT様、ほぼ毎月おこなわれる各業者さんへの支払いに関してご尽力いただいた、JAくにびきのY様など、本計画に関わってくださった全ての「チーム東津田の家」の皆様に、この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

クライアント様、これより長いおつきあいがはじまります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

その他の写真は、こちら からご覧ください。