山陰は広かった。

ここのところ、戻ってきた寒さにあわせた重ね着が続く境港ですが、それでも残雪はすっかりなくなって、そして、日の出から日の入りまでの時間もかなり伸びて、春が遠くないことを感じます。自宅庭の蝋梅も、今年も小さいながら、たくさんの花が咲いてくれました。

今日は、その境港から東へ2時間半ほど(車で)移動した際の様子をご紹介します。先日、鳥取県のお隣に位置する、兵庫県美方郡新温泉町に伺いました。

空の青さはまさに今の時期のそれだったのですが、

融けずに残った雪のボリュームは、

今が何月なのか、よくわからなくなるほどの分量でした^^;

鳥取市内では、境港と何ら変わらない様子だったのですが、鳥取県の最東端である(岩美郡)岩美町を抜けたあたりから徐々に白いものが目立って、新温泉町までの道中の景色には、残雪の高さと広さにただただ圧倒されました。が、なんというか、風情を感じる、ここちのよい圧倒でもありました。

この10年ほどで、高規格道路の整備がかなり進んだ山陰地方ですが、2時間半の間にこれだけの変化に富むとは、いや、山陰は広く、そして深いです。