
今から遡ること10年、惜しまれながら閉店となった、米子市の甘味処「みらく」の回転焼き※の味が忘れられない皆様に、朗報です。
先日、島根県浜田市まで脚を延ばした帰り道、浜田~境港のほぼ中間地点にあたる出雲市西端の道の駅、「キララ多伎」に立ち寄って、施設内にあるパン屋さんの「キララベーカリー」で久しぶりに買い求めたのが、上の写真のあんパンです。そしてこのあんパン、食べてみると餡の柔らかさと香り、程よい薄さと柔らかさの生地が、往年のみらくを彷彿させるものになっていました。
キララ多伎は駐車場にも余裕があり、一望できる日本海はまさに「キララ」の名のとおり、晴れた日にはキラキラと光る水面が心地よく、遠出の際の休憩や訪問先への時間調整など、これまで好んでよく立ち寄っていました。営業時間内であればその都度、キララベーカリーさんにも足を運んできたはずなのですが、ここしばらくはその他のパン(塩バターパンとか)に気を取られてしまっていたのか、あんパンについては、恥ずかしながら全くのノーマークだったのです。
それはともかく、喜ばしいことに私のなかの「世界最強のあんパン」は、松江市袖師町の「空(くう)」さんのあんパン と並んで、これで2つに増えました。みらくの回転焼きが恋しい方、あるいは純粋にあんパンがお好きな方に、この場を借りてお勧めします。近くにお立ち寄りの際にはぜひ。
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そのほか今川焼き、二重焼き、巴焼き、大判饅頭、御座候(ござそうろう)などなど、地域や個々人によって、実に様々な呼び名があるようですが、本稿では、私が普段呼んでいる「回転焼き」を用いています。



