はるか遠い昔に私たちの祖先は高い木の上での暮らしから、環境の変化で森が減ってやむなく地上に降りて生活をはじめたのだそうで、そのころ住まいのまわりにはトラやライオンやオオカミなどの肉食獣がうろついて、絶えず身の危険にさらされていたようです。
が、現在では防犯の意識はもはや必須で、弊社のある境港、そして鳥取県は都会に比べればのんびりしたイメージで、窃盗などにも縁がなさそうですが、いやいや、しらべてみるとそうでもありませんでした。
鳥取県警さんの資料によると、
鳥取県内の平成22年の住宅対象の侵入窃盗(空き巣、忍び込み、居空き)は253件でした。侵入口の種類は玄関・窓・勝手口・ベランダなどさまざまですが、侵入方法についてはその8割以上が 「施錠されていないところからの侵入」 となっています。うーむ。
しかし、住宅への侵入の8割以上が施錠されていない窓やドアなどからならば、施錠されたかどうかをモニターなどでチェックできる仕組みがあればいいのにと思って調べてみたら、民間セキュリティ会社さんが今度営業にいらっしゃるようなので、住宅へのセキュリティサービスにそのようなシステムがないのか尋ねてみます。
次回は「スマートハウス」についてです。