・建物外周部、いわゆる外皮の性能と、
・日射取得率(冷房時と暖房時とも)
を加えた詳細な検討がおこなえるよう、組み立てられていました。
大掴みにはこれまでの基準が整理されて、細部については、断熱ユニットバスの床下への運用規定や変更された玄関土間の断熱ルールなど、これまでの運用(からのフィードバック)を受けての変更が所々なされていて、より使いやすい基準になっている、との印象です。
気流止めや気密確保の具体例が部分ごとに解説されて、よい「おさらい」の時間になったのですが、ついこの前にできたはずの「次世代省エネ基準」(平成11年)からもう15年経ったのだなあと、時の流れの速さに呆然としています(早いですねえ)。