池袋で用件を済ませて時計をみると、帰りの飛行機には、まだ1時間ほどの余裕があります。そこで、念のために下調べしておいた「ある場所」 目指すことにしました。近くの交番で位置を再確認して池袋駅を南下、(上の写真の)豊島都税事務所をやり過ごして、
田部美術館(1979年 設計:菊竹清訓)を見学した際にも同じように感じたのですが、明確な意図(いやむしろ意思、か・・)を持った建築物と、その建築物に関わる方々との関係は、その建築物の佇まいに確実にあらわれていて、その「佇まい」には、街並みのはじまりとして、場所の持つ空気を変える、あるいは変えないで保つ力があるのだと、あらためて実感できたように思います。
写真を5枚までしか掲載できない、当ブログフォームの都合上掲載できませんでしたが、明日館から通りをはさんだ向かいには、婦人之友社ビル(1963年 設計:遠藤楽)を目にすることもできました。
と、充実の一時間を過ごし、ホクホクしながらリムジンバスに乗り込んだのですが、道中事故渋滞に巻き込まれて飛行機の時間に間に合うのか、ドキドキしながらの帰り道でした(^^;