大篠津の家

木立に囲まれた住宅の建て替え計画です。個人的には2011年以来の、平屋建ての設計です。

建物正面から張り出したテラスは、室内と庭とを曖昧に繋いで区切る緩衝地帯であり、車椅子を想定した場合の無理のないバリアフリーの動線でもあり、洗濯物干し場でもあります。雨の日でも濡れずに通り、居て、干すことができるように、テラスと玄関ポーチの全面には屋根が架かります。

室内からながめた際、庭への視界と柱などが重ならないよう、屋根構造にはこれまでの案件で用いたアイディアを応用した「ひと工夫」を加えました。

米子市内の計画です。

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