なにはともあれ、まずは気になる箇所のチェックに、屋根に登ります。
ホッとしながらも、では侵入経路はどこなんだろうとあらためて外壁面に沿ってぐるりと一周します。すると、ちょうど当該箇所である、2階物置の外壁に面する位置に、エアコンの室外機からのダクトが引き込まれているのを発見しました。
クライアント様に伺うと、「侵入事件」がおこるまでは、外壁に空けた穴とエアコンダクトとの隙間はパテ埋めされていなかった、とのことで、どうやらこの隙間が、コウモリ君の玄関となった可能性が(かなり)高いようですとご報告差し上げて調査業務は終了、おそらくこれで一件落着となりそうです。
その後室内に上げていただいて、お茶をごちそうになりながら、久しぶりに室内を拝見したのですが、10年分の時間の蓄積を存分に堪能させていただきました。やはり無垢材はいいですねえ。