目利きではありませんが・・・

弊社の業務エリアは、分離発注の場合、「事務所から、おおよそ自動車で1時間半までの範囲」とさせてもらっています。なので、建設予定地の初見も大抵は、ある程度の土地勘を持ちながら伺うことができるのですが、幹線道路から一本奥に入ってしまうと、その多くが初めての道や路地です。

とはいえ、そうした「慣れない道や路地」も、その後幾度となく足を運んで着工を迎える頃にはもう、事務所と現場を結ぶ「通い慣れた通勤路」となっているのですが、そうして身についたあたらしいルートからあたらしい発見や偶然の出会いがあって、写真のあんパンは、昨年の「通勤」の途中に立ち寄った、松江市袖師町の「空(くう)」というパン屋さんのものです。

先日ちょっとだけ回り道をして、しばらくぶりに買い求めました。「餡もの」好きの食いしん坊としての発言を許してもらえるのならば、このあんパンは、私の知る限り世界最強のあんパンで、昨年惜しまれながら閉店した米子市の甘味処「みらく」の回転焼き※に、現世で最も近い食べ物です。餡の柔らかさと香り、生地の程よい薄さと柔らかさは、パン好きの方、そしてもちろん餡好きの同志たち、特にみらくの「あの味」が忘れられないアナタには、どうぞ一度・・・


その他、地域によっては今川焼き、大判焼きや巴焼き(枝雀さんの「代書」にも出てきますね^^)、あるいは社名がそのまま通称となってしまった御座候(ござそうろう)など、呼び名はいろいろのようですが、どうやら特にJASによる定義はないみたいでした。

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