「大篠津の家」は、
無事上棟を終えてそれぞれ、木工事が進んでいます。
「大篠津の家」は、
無事上棟を終えてそれぞれ、木工事が進んでいます。
「上乃木の家」は、解体工事を終え、地盤調査を経て先月中旬に着工しています。
写真は、お昼休みに忘年会の出し物である、踊りの振り付けをあわせている二人組、ではもちろんなくて、先行配管の納まりを現地で再確認している給排水設備業者さんですが、現場はこの設備先行配管が完了(佐藤社長、アドバイスをありがとうございました)した後に鉄筋組みをおこない、
監理者による配筋検査(「安来節」の踊りの練習に見えなくもないですが、そうではありません)を経て、
コンクリートを打設、養生したのちに、
型枠を取り外して土入れをおこない、設計した地盤高さに均した現在は、
一部の土間打ちを残して基礎工事もほぼ完了、まもなく構造材を搬入して足場を組み、上棟の準備に入ります。
地盤調査を終えた「大篠津の家」は、先月半ばに着工しました。水盛遣方(みずもりーやりかた)を経た現場は、地盤面を掘り、設計高さまで転圧して均してから、
さらにその上に砕石を敷いて成形、転圧して、型枠設置に備えて外周部をモルタルで均し、
外周部の型枠を建て込み、防湿用のポリシートを敷いたのちに鉄筋を組みたてて、配筋検査合格後にベース部分のコンクリートを打設(=型枠に流し込む)し養生(=「寝かせる」)したのちに、
内部の型枠を建て込んで、コンクリートを打設、養生ののちに型枠を外してさらにポーチ、テラス、スロープと勝手口の入口、そしてエコキュートを設置する台の型枠を組み、コンクリート打設、養生ののちに型枠を外して、
基礎工事が完了しています。
工事担当の「ゆみはま」さんをはじめ、関係各社のみなさん、丁寧な仕事をありがとうございました。現場はまもなく土台敷きを経て上棟を迎えますが、今回のブログでは、打設、養生、の文字がたくさん出てきましたねえ(何回書いたのだっけ?)。
「ワタナベ君、2階の物置からコウモリが出てきたよ!」 とのクライアント様からの連絡を受け(;゚Д゚)、先日、「川沿いの白い家」(2006年竣工)にお邪魔してきました。
なにはともあれ、まずは気になる箇所のチェックに、屋根に登ります。
(上の写真の、)軒裏と外壁の取り合い部分の上端3センチ、垂木(たるき)と垂木の間には、屋根裏で通気ができるよう、外気導入用の「隙間」を取っているのですが、
その隙間には、金属製のパンチングメタルを張り、鳥やネズミなどの侵入を防ぐ設計としています。ひょっとしたらこれらのパンチングメタルに、劣化によって穴が空いたり、部材が外れてコウモリの侵入可能な隙間ができているのではないかと、ひととおりをチェックしてみたのですが、幸いそれらの症状は見当たりませんでした。
ホッとしながらも、では侵入経路はどこなんだろうとあらためて外壁面に沿ってぐるりと一周します。すると、ちょうど当該箇所である、2階物置の外壁に面する位置に、エアコンの室外機からのダクトが引き込まれているのを発見しました。
クライアント様に伺うと、「侵入事件」がおこるまでは、外壁に空けた穴とエアコンダクトとの隙間はパテ埋めされていなかった、とのことで、どうやらこの隙間が、コウモリ君の玄関となった可能性が(かなり)高いようですとご報告差し上げて調査業務は終了、おそらくこれで一件落着となりそうです。
その後室内に上げていただいて、お茶をごちそうになりながら、久しぶりに室内を拝見したのですが、10年分の時間の蓄積を存分に堪能させていただきました。やはり無垢材はいいですねえ。
「上乃木の家」の解体工事中の現場から、建物の板図(いたず)が見つかりました。
板図とは、文字通り大工棟梁が「板に書いた(平面)図」のことで、昔はこの板図と、建物高さのそれぞれの基準を記した棒である、矩計(かなばかり)棒があれば、それだけで家一軒が建てられたのだそうです。
裏面には屋根伏図が描かれています。ゴム底の靴跡が発見された際の様子を生々しくあらわしているようで、よくぞ他の材に紛れず、無事に出てきてくれました。
私たちも(基本・実施)設計図を描いて、完成後に工事写真と竣工図を残すのですが、こうして大先輩が描かれた50年前の板図を手に取ると、この風格にはまだまだ私では及びません。とはいえ、これから皆でつくりあげてゆく家、そのようにして出来上がった家に対する思いや願いの「根っこ」の部分は、昔も今もきっと、変わらないのだろうとも感じています。