恥ずかしながら我が身を振り返って、普段は製材された乾燥材を現場やプレカット工場で目にするくらいで、原木の転がる、木材市場へ脚を運んだことも僅かです。流通経路や含水率や許容応力度やヤング係数など、実務についてのひととおりは知っているつもりですが、同時に、専門用語や数値(もちろん、それぞれにとても重要で大切です)だけでは測れない、「現実の木材」をかたちづくるひとつひとつについて、まだまだ学ぶべき事柄は多いとも感じています。
よい機会なので映画館に脚を運んで、スクリーンに映る山や森、機械や人々を通して矢口監督(と、三浦さん)が伝える林業を、そして木材についてあらためて感じ、考えてきます。
終演になるまでに忘れずに、早めに行ってきます・・・