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久しぶりに床下に潜ってきました。築50年の木造住宅です。
床下点検口のハッチを開いて漬物や梅酒のビンを取り出し、床下収納庫を取り外してあらわれた床下の地面は、表面に砂が敷いてありました。
床下一面のコンクリートスラブを耐圧版と防湿兼用にする「べた基礎」が主流の昨今ではあまりみかけることはありませんが、湿気もなくさらさらで、土台や大引きなどの構造材にも目立った痛みはなく、非常によい状態でした。泥もつかず、地上にもどったときに作業着についていたのは砂埃だけでした(よかった!)。
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基礎の上の土台表面に塗られている塗料はおそらく防腐剤で、クレオソート油(=蒸留したコールタール、現在は原則使用禁止)のようです。
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リフォームの際に水まわりを追加設置されたとのことで、給排水管はまだあたらしかったです。
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さらに奥へ進むと、ステンレスの箱状のものが地面に埋め込まれていました。これはなんだと地上に戻った際にその地点をさがすと、そこは掘りごたつでした。
乾燥した床下とはいえ環境は外部と同じで、これはおそらく結露による腐食を防ぐためのステンレスなのかと、先人の工夫を学ぶ床下潜入となりました。
※現在は、ここまでしなくても掘りごたつを設置できます。