熊本大分の地震について

報道を後追いするばかりですが、地震発生から3週間を過ぎてもいまだに揺れは収束しないままで、被災され、避難生活を強いられている方々には、おかけする言葉も見つかりません。

余震のはずが、さらに大きな威力の本震がやってきて、こうも「想定外」の上書きが続いてくると、震災を経れば経るほど、経験を積んで知れば知るほどに、自然の持っている奥行きの深さというか、「よくわからないこと」の範囲の大きさを痛感させられるだけではないのかと、ある意味無力感に苛まれそうにもなります。

けれど一方では、先人から受け継いできた経験や知恵や、調査研究の積み重ねによって得られた、「ここまでは確かに分かっていること」は年ごとに増え、日毎に増え続けて、そうした意味では私たちの安心の根は、本当に少しずつではあるけど広がっているのだという実感もあります。

いかなる立ち位置であれ、可能な歩幅で一歩ずつ、止まらずに歩み続けることが、今、私たちに求められているのだろうとも感じています。

災害発生のメカニズムと、予知を含めたその対策について、100%解明され対策が整うことは、私が生きている間にはおそらく叶わないのでしょうが、私は、今の時代に、私にできることを私にできるぶんだけ、積み重ねます。

くまモン、おかえりなさい(^^)

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