暑中お見舞い申し上げます

相当に暑い日が続いていますが、皆様お元気ですか?

断熱、というものが認知される前に建った弊社事務所は、日射(これも電磁波の一種で、対象物が熱を帯びる原理は、電子レンジと同じなのだそうです)で焼けた屋根や外壁や窓からの輻射熱に対抗してエアコンの冷風が室内に注ぐのですが、それこそまさに焼け石に水を地でいっている状態で、暑いです。

それはともかく、近年の、災害を伴うほどの豪雨とその後の酷暑はもはや、「未来に備えるために糧としてきた、これまでの経験の蓄積」を丸呑みしてしまっているのではないかと門外漢の私が感じるほどの規模と強度で、被災された方、酷暑のなかで復旧作業、復興計画にあたられている方々の現在のご心労やご苦労は、私の想像などとても及びません。

けれども、たとえそうした「丸呑みされた経験」であっても、(地震災害と地震対策のこれまでのように)その分だけさらに大きな糧にできるはずだと信じ、僅かずつでも希望の根を拡げていった先にある未来については、本当に僅かであるけれども私にも想像の橋を架ける、信じることができるかもしれません。

天気予報によると、近づいている台風の影響なのか、週末からしばらくは曇り空や雨模様となりそうな山陰地方は、日中の気温も一旦は落ち着くようです。

が、その後は、戻ってきた暑さがまた居座るようで、屋外で作業される方、室内の方、そして自身への警告を込めて、こまめな水分補給と適度な休憩の合わせ技で、引き続き皆様、どうぞご自愛ください。

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