伸縮門扉の「落とし錠」

上の写真は、2017年 に設置した、駐車場の伸縮門扉です。

先日クライアント様より、「門扉固定用の落とし錠の開閉(バーの抜き差し)が固く、外れなくなったところがある」とのお電話をいただき、現状確認にうかがったところ・・

6か所ある落とし錠のうち、両端(外側)のバーが2本とも、上の写真のように曲がっていました。

確かな原因はわからなかったのですが、おそらく、落とし錠が施錠された(=バーが孔の中に入った)状態で、数日前の強風の、駐車場から道路、つまり上の写真の「右から左」の方向に吹いたものを門扉が受け、テコの原理も加わって、その風圧力でバーが曲がってしまったようです。早速、持参した工具で曲がった箇所の修復を試みたのですが、バーの抜き差しはなんとかできるようになったものの、元通りの「直線」に戻すことは難しいようでした。

製造元に問い合わせてみたところ、この落とし錠は、同じ仕様が現在も継続しているようで、クライアント様と相談の上、曲がってしまった2か所について、あたらしいバーを取り寄せて交換することとなりました。

後日、部品が揃ったところで、曲がっているバーを取り外し、

新しいバーを取り付け、

門扉の開閉と中央部の施錠、落とし錠の開閉(バーの抜き差し)に問題がないことを確認して、作業は無事完了しました。